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初めての方へ|Minds & Hopes|佐賀の発達介入・行動介入

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Minds & Hopesへようこそ!

Minds & Hopes(マインズアンドホープス)では、神経発達の多様性に影響を受けた赤ちゃんから高齢者までの個人に、発達と心の健康の多様な分野を通じて、専門的な介入・セラピー、そして支援を提供しています。それには、心理学、発達心理学、行動科学、言語療法、作業療法などが含まれ、個別セッションだけでなくグループセッションの形態で提供します。

また、ニューロダイバーシティ(神経発達多様性)分野における幅広い専門知識を地域と共有し、LINE公式アカウントやブログなどのリソースを介して、専門家、保護者、関連の人々を等しく奨励し、関連情報やツールや地域のリソースを活用できるよう情報共有していきます。

私たちは、自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動症(ADHD)、また、これらに限定されない、たとえば愛着形成の問題を抱える子どもから大人まで、さらには、神経発達症以外にも表れる多種多様な多様性(コミュニケーション、学習の問題、運動の問題など)にも焦点を当て、心理学および発達心理学、そして言語療法・作業療法などの専門的なセラピーを提供しています。

そして、私たちMinds&Hopesのモットーは、お一人おひとりの生活の質の向上のため、愛をもって最上の専門性の提供をすることです。
メンタルヘルスや発達課題に関するさまざまな懸念を抱えていらっしゃる個人、そしてその家族、またそこにかかわる支援者たちに高品質のホリスティックで包括的なサービスを提供することを目標にしています。ASD、ADHD、ディスレクシアなどの神経発達症、そして、愛着問題、感情調節の課題にも積極的に取り組んでいます。

このような高水準の専門性をもって、クライアントお一人おひとりとご家族の心に寄り添い、人生に希望を持って生きていくお手伝いをしたいとの思いで、臨床部門の名前をMinds&Hopesと名付けました。

ニューロダイバーシティの影響を受けた個人向けのサービス方針

Minds & Hopesでは、専門サービスへのアプローチは包括的なものです。私たちの熟練した臨床チームは、一人ひとりがその時期その時期に理解され、周囲の人たちに受け容れられ、よりクオリティの高い人生を得るための環境調整のおてつだいをしたうえで、発達介入と行動介入に取り組みます。
また、その人の年齢や症状ごとにより適切な介入方略をベストプラクティスと呼びますが、その個人のそのライフステージにとってのベストプラクティスとしてのセラピーを選択し、また、症状や年齢が変化するごとにアセスメントしなおしてベストプラクティスを再選択する、というやり方でオンゴーイングな介入治療の提供を展開していきます。

私たちは、神経多様性と神経発達状態について学び、理解することは、ご家族にとって、どれほど混乱したり、葛藤したり、圧倒されたりするか、その可能性があることを理解しています。
家族、友人、その他の関係者と協力して、自己理解を発見し構築する会話を通じて、ニューロダイバーシティな子どもも大人も周りの人に理解され、受け入れられ、人生に力を与える環境を作るために、私たちはご家族に寄り添って努力します。

エビデンスベーストプラクティスとベストプラクティス

私たちが提供する発達介入や行動介入は、セラピー/トリートメント/トレーニングのどれかの位置づけにあり、科学的に効果の証明された方略を選択しています。
科学的に効果の証明された方略を、エビデンス・ベースト・プラクティス(EBP)と呼びます。21世紀に入り、世界水準の学会で、数々の方略パッケージが、RCT(無作為割付効果検証研究)研究によって、EBP認定されてきています。
英米ではEBPを認定する中立機関も設立されており、2013年のDSM5というアメリカの診断基準が発表されて以降、医療とは分野の異なる発達介入と行動介入にも、英米およびヨーロッパでは保険が適用されるようになっています。
神経発達に違いがある、ということは、脳の発達が続く限り症状が変化していくことになります。
生活年齢が上がっていくと社会的に期待される言動も変化します。しかも、個々人によってその違いの様態は千差万別です。そのため、その年齢そのライフステージ、およびその人のその時点の症状に合わせてEBPをより適合する方略として組合せを変えていくことを、ベストプラクティスと呼びます。
日本ではまだ実施されていませんが、英米で保険が適用できる水準のEBP方略を提供できるようになるには、セラピストは厳しいトレーニングを受けなければなりません。
私たちの臨床スタッフは、その厳しいトレーニングを乗り越え、各EBP方略について、国際レベルで認定セラピスト資格を取得しています。
その高い水準の確かな技術をもって、利用者様に臨床サービスを提供させていただきます。

継続的介入治療 Ongoing Therapy and Treatmentの必要性について

神経発達が多様で違いがあること(ニューロダイバーシティ)とは、その個人の脳の発達のあらゆる段階で症状が変化し続けます。
幼児期には目立たなくても、成長につれてその違いのギャップは大きく開いていき、年齢が高くなってからの不適応が生じる原因となります。そのため、周囲と不適応がみられるかどうかにかかわらず、というより、適応の問題となる事態が生起していないうちに、より適切な発達を遂げ発達軌道が定型に近づくことができるよう、脳が柔軟に発達している間は継続的(オンゴーイング)に介入治療を受け続けることが重要と言われています。
このことは、定型発達と同じになることを求めているわけではなく、社会の多数派の定型発達の人たちと同じように学習し、また、身近な人たちと協調していくのに役立ち、ご本人も社会で生きていくのが楽になるからなのです。

私たちの仕事の中心的な焦点は、正式な臨床アセスメントの提供と、的確なアセスメント結果に基づく介入治療プランの提供にあります。
プロの臨床判断と認められた専門的なツールの両方を使用して、その個人の神経発達障害の違いを理解および識別します。また、学習、機能、言語、感覚の違いの評価など、他の形式の評価も提供しています。

私たちは、個々の心理学、発達心理学、言語療法、作業療法、およびグループプログラムサービスを通じて継続的な治療を提供することができます。
また、必要に応じて学校や家庭訪問などの補助サービスを提供し、包括的で全体的なケアアプローチを堅固にすることもできます。

神経発達の違いは、社会性の違いにより強く現れる

ニューロダイバーシティの人たちの困難は、対人コミュニケーションに現れます。年齢が上がるごとに、その困難と不適応は次第に広がっていきます。
なかでも、自閉スペクトラム症のあるお子様は、周囲も未成熟な幼児期にはその困難はあまり目立たないため、大人にもわかりにくいのですが、本人はすでに困難を感じていることが多いです。
そのため、幼児期にすでになかなか集団行動に合わせた行動をとることが難しい、という場合があります。また、大人からは分からなくても、一人遊びが多い等、遊びの中で同年齢児との協調遊びがうまくいかない等、幼児期にすでに人との心地よい接し方がわからないままで、またそのスキルを育む機会を逃しているお子様が多いのです。彼らの人づきあいスキルの低さは就学前には大人には分からなくても、小学校に上がって以降、明白になっていき、成人期の豊かな生活への禍根をはらんだままになることもあります。

私たちは、社会性を育むために、ASDのあるお子様あるいは青年たちの強い興味関心や強みを生かした遊びや話題を通して、社会性を育む取り組みをすることが多いです。誰にとっても自分の興味のあるもの・好きなもの・自信のあるものを介すると、人とのかかわりのハードルが下がるからです。その状態で対人行動について発達を促す専門的アプローチをいたします。
場合によっては、ただ遊んでいるようにしか見えないセラピーもあります。
その場合も、適切なアセスメントに基づいて介入プランを選択しており、ただの遊びや雑談にしか見えないようなかかわりの中で、熟練したセラピストはその方に必要で適した方法の科学的に証明された介入を展開していくのです。
わからないこと疑問に思うことは何でもお尋ねください。ご家族とご相談してまいりますので、どうぞご安心ください。

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