先週で、佐賀市からの委託事業である 児童発達支援・放デイのスタッフ研修の前期分が終わりました。
これは、佐賀市が児発と放デイのサービス水準を上げるために行っている研修で、すでに4年目の開催となります。前期後期それぞれ5回ずつ、2月には実践した結果出てきた質問に答える「一問一答の会」、その後、受講した機関を訪ねるフォローアップの施設訪問 と、通年で行っているものです。
もう4年目。
今年は放デイの方ばかりが受講なさっていたので(これは偶然)、放デイに特化した自閉症支援の研修としました。結果、毎回、刺激的な内容となり、最終日には全員から受講してよかったと、佐賀市の担当者への言葉もあり、私も感激しました。
私は、放デイは、もちろん、自閉症支援の基礎的なことはちゃんとやっていただくという前提で、そのうえで内容は楽しいレク的な内容で良いと考えています。子どもたちにとっては学校は過酷です。家に帰ってからもいろいろあります。だから、子ども達にとって心のオアシス的な場所になってくれたら十分セラピューティックだと考えているのです。
支援の基盤はしっかりしていて欲しいですが、無理して何かをさせようとか教えようとかではなく、心が落ち着く時間と空間が、私たちの子ども達には絶対に必要なのです。
そして、そのスタッフさんには、真の理解があり、人として温かく接してくれる方を求めたいです。